APTAMER

MACE® Aptamer

高機能化と制御性を実現する
次世代モダリティ

バイスペシフィックアプタマーで、
新たな治療選択肢の創出を目指します。

核酸アプタマーは、標的分子に対して高い選択性で結合する一本鎖DNA/RNAからなる核酸分子です。SELEX法により獲得され、完全化学合成による製造や相補鎖による薬効制御が可能であることから、創薬設計に高い自由度をもたらします。

近年の創薬では、既存モダリティの限界を超える手段として、多価化(Multivalency)による高機能化への注目が高まっています。

リンクバイオは、複数の高品質なMACE®アプタマーを基盤に、アプタマーを多価化した「マルチバレントアプタマー」によって、アンドラッガブルなターゲットへの拡張を通じて、アンメットメディカルニーズに応える新たな治療選択肢の創出を目指します。

FEATURE 01

完全化学合成

高い経済性・安定性・設計自由度

核酸アプタマーは完全化学合成による製造が可能です。
高い経済性と安定性に加え、修飾やフォーマット設計の自由度を活かした柔軟な創薬設計を実現します。

FEATURE 02

相補鎖(Antidote)

薬効制御を可能にする即時中和(Antidote System)

核酸アプタマーは、対となる相補鎖(中和剤)を加えることで、薬理活性を速やかに不活性化できます。これにより、薬効の発現とリバース(解除)を自在に制御可能とし、他のモダリティでは難しい新たな治療設計を実現します。

FEATURE 01

天然型
DNAアプタマー

化学修飾に頼らず、天然型DNAを基盤とした分子設計により高機能化を実現。天然型DNAを採用することで、化学修飾に伴う免疫原性・毒性などのリスクを抑え、高い安全性を目指した創薬設計を可能にします。

FEATURE 02

多様な候補分子を
同時に獲得

MACE®-SELEXにより、従来法では困難だった複数の多様なアプタマー(MACE®アプタマー)を同時に獲得。このような多様な候補分子を基盤とすることで、多価化など、自由度の高い創薬設計につなげます。

MACE®-SELEX →

FEATURE 03

MACE®アプタマーの
多価化(Multivalency)

マルチバレントアプタマーの創出には、同一ターゲットに対するハイグレードなモノバレント(単量体)アプタマーが多種類必要です。MACE®-SELEXにより、多様なMACE®アプタマーを高確度・高効率に獲得できるからこそ、複数のアプタマーを組み合わせた多価化設計を可能にします。

KEY RESULTS

約100倍

結合親和性

約10倍

薬理活性

MACE®-SELEXにより獲得した抗トロンビンDNAアプタマー「M08s-1」について、イタリア・ナポリ大学等との共同研究により、標的分子トロンビンとの複合体の結晶構造を世界で初めて解明しました。

M08s-1は、既報アプタマーを凌駕する高い薬理活性を示すことが確認されています。

MOLECULAR STRUCTURE

分子内屈曲構造(M08s-1)

M08s-1は、二重鎖とG-quadruplex(G-四重鎖)構造が融合した特徴的な「分子内屈曲構造(Kinked Structure)」を形成しています(PDB ID: 8BW5)。この屈曲構造が立体障害となり、血栓形成に重要なフィブリノーゲンがトロンビンの結合部位(Exosite I)へ接近することを阻害します。

Scientific Evidence / Research Results→

MACE®アプタマーを活用した共同研究・技術相談など、
ぜひお気軽にお問い合わせください。